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こんにちは。アンファンテリブル・プロデュース「愛のゆくえ(仮)」
制作の佐藤です。

お待たせいたしました。
先日行われました「準備会」についてレポします!

IMG_1390.jpg


準備会とは~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
10/30~11/4に上野ストアハウスで予定している公演
アンファンテリブル・プロデュース「愛のゆくえ(仮)」へ向け
その芝居を作る過程を、月一回の公開稽古として
お客様に見ていただき、ご意見・ご感想をいただこうという会のことです。
参加の方には公演概要をまとめたものと、書き下ろし作品の準備稿台本を配布します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「準備会その1」

日時:3月10日(土)14時~
会場:横浜ベイサイドスタジオ
出演:寺十吾(tsumazuki no ishi)、瀧下涼(S.W.A.T)、石塚義高、前川麻子
観客:19名
本日の稽古:本読み、エチュード

この「愛のゆくえ(仮)」は、台本を読んでいただいた方にはお分かりと思いますが
男女の2人芝居です。
当初は寺十、前川2人で公開稽古をする予定でした。
ところが、寺十さんが都合により当日参加できない可能性が出てしまったため
代役として、瀧下涼(S.W.A.T)さん、石塚義高さんの二人に参加をお願いしたのでした。
しかし前日に寺十さんの都合がつき!通常通り参加可能となったので、
この準備会は、寺十、瀧下、石塚の3人の俳優×前川麻子という
3パターンの男女の組み合わせでの稽古を見るという、大変面白いことになりました!

石塚義高×前川麻子
瀧下涼×前川麻子
寺十吾×前川麻子

稽古はこの年功序列順で行われました。
まずはじめには台本をもっての本読み、その後台本を基にしてのエチュードへ。

演じるにあたり、出演者の実年齢にあわせて、設定の変更がありました。
設定上は「主人公の男が弟と暮らしている自分の住居へ弟と別居中の弟の妻がやってくる」
なのですが
石塚さん瀧下さんが演じるにあたり「主人公の男が兄と暮らしている自分の住居へ兄と別居中の兄の妻がやってくる」になりました。(ストーリーの変更はありません。)

石塚さん、瀧下さんは、事前に1月の寺十×前川の初エチュード動画を見たり、台本を読み込んだり、ストーリーを頭に入れてきた、とのことでしたが
実際は演じるにあたっては、その場の空気で感じたままを体当たりでした・・・と稽古後のインタビューで話してくださいました。
そのとおり、まったく予想のつかない3組のエチュードが始まりました。



石塚義高×前川麻子
IMG_8399.jpg


男がなにやら荷造りをしている・・・で始まるこの台本。荷造りに一番緊張感を感じ、頬が高潮しているような焦りを感じるのが石塚さんの「男」でした。
やがて女が尋ねてきたときのどぎまぎ感など、女に振り回されているように見えるのですが、端々に別れた元夫としてのプライドを感じます。

台本上は1時間30分の予定なのですが、この石塚×前川のエチュードは1時間以内で終わってしまいました。展開が速い、とおもう部分もあったのですが、内容が凝縮されていて、時間を忘れ一気に見てしまう仕上がりでした。

真面目で仕事が出来る・・だからこそ犯してしまった罪。ラストシーンではそんな不器用な人生の悲しさを感じてしまいました。そして、そんな男をダメねと思いつつも責められず、つい優しくなってしまう「女」がいました。


瀧下涼×前川麻子
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瀧下さん演じるこの「男」は最初から落ち着かず、獣のような鋭さがありました。もしかしたら薬をやっているのかも、とも思わせるテンションの高さ、過敏な雰囲気。女がやってきて、次第に思い出話に花が咲き、二人の空気がなじみ始めると、男のアドレナリンも落ち着いてきます。
この二人の軽快な会話が本当に楽しそうで、別れる前は知的な夫婦だったのだろうと想像します。何故別れてしまったのだろう・・、やはり似たもの夫婦だったのではないか、など勝手に想像しながら見てしまいました。

とにかく、この男は何をしでかすんだろう・・という恐怖が、全編を通じてあり、目が離せませんでした。「女」からは、誰も悪くないのにというため息が聞こえ、それでも自分を抱えて次の地へ出て行ったような後味があり、プラトニックな夫婦関係を感じさせる仕上がりでした。


寺十吾×前川麻子
IMG_6397.jpg

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寺十さんが生まれたままの姿から始まったので、大変衝撃でしたが(笑)
その、生まれたままの姿で部屋に居て、女が登場して、服を着て話を聞くまでの間、ほぼセリフらしいものは無いのですが、服を着るという動作とたたずまいから、どんな男なのか、そんな生活ぶりなのかが、観客にわかってしまう流れが、さすがだと感じました。
弟の妻で、元嫁、まだ未練がある「女」に対する感情が、態度や、動き、目線から伝わるのでした。

「女」もこの「男」に親しく話しかけてはいても、どこかで線を引いているような、触れたくない部分があるようなスタートに見えました。そのせいか、複雑な状況がリアルに浮かんできます。
触れたくない部分を先に触れるのは「男」のほうのようでした。男も女も、そのときの最善を言葉にしながらも、ゆくえを探っている、予測のつかない時間・・・。

寺十×前川。もっともどきどきさせられ、私たち見守る観客が同じ部屋にいるような息苦しさ、変な言い方ですが、命の危険さえ感じる1時間半となりました。

・・・・・・・・・・・・

第一回準備会の公開稽古は以上です。制作佐藤の主観で感じたレポとなりましたがお許しください!
私はこう観た、こう感じた、などのご意見やご感想がありましたらぜひうけつけております。

公開稽古に引き続き、観客との意見交換にうつる予定でしたが
3組の3セットがおわるとちょうど終了時間の20時になってしまったため、意見交換はこのあとの懇親会・飲みの席で行うことになりました。

次回は懇親会で観客の皆様に伺った感想をレポしますので、お楽しみに!

(記 制作:佐藤)

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愛のゆくえ(仮)


1990年に作家・演出家の前川麻子が立ち上げたプロデュースユニット。魅力ある役者を招き、前川が作・演出を行う。公演歴40回以上。

演劇「愛のゆくえ(仮)」
同じ男女二人の物語を3組の出演者と演出で舞台化。
観客の前で試演、稽古を見てもらい意見を交換し合う「トライアル」を実施、
台本稽古映像もネットに公開した。
映画「愛のゆくえ(仮)」の脚本はトライアル以前、前川WSでの試演会で没になった戯曲が元になっている。

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